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膠原病の治療薬のステロイド薬

ステロイド薬は炎症を抑える作用と免疫を抑制する作用を併せ持つ唯一の薬で膠原病治療の中心となっています。

ステロイド薬は膠原病の治療に欠かせませんが、副作用を心配する人も少なくありません。

病状に応じた使い方によって副作用を減らすだけでなく、高い効果を得ることが出来ます。

ステロイド薬は寛解を目標にして、初期に多めに使います。

通常は経口薬を用いますが、臓器障害が起きているような重症の場合は、大量のステロイド薬を3日間点滴するパルス療法を行うこともあります。

一般的には4~6週間で病状が治まり、その後徐々に薬の量を減らしていきます。

ただし、病状がなくなり、寛解状態になっても、薬を飲みつづけるのが原則です。

ステロイド薬を完全にやめると多くの場合に再燃がおき、最初の量と同じくらいの量を再度使わなければならなくなります。

ステロイド薬は、寛解を維持し、かつ副作用が出来るだけ少なくなる最低限の維持量を服用しつづけることが大切なのです。


ステロイド薬には様々な種類があり、使う薬や使用料によっておこる副作用は異なります。

胃潰瘍、感染症、肥満、糖尿病、ムーンフェイス、骨粗鬆症、にきび、大腿骨頭壊死、白内障・緑内障、高血圧などがありますが、すべての人に副作用が起こるわけではなく、起こったとしても人によって程度の差があります。

副作用が起こっても、薬を止めないのが基本で、服用量を減量したり、薬の種類を変えたりして対処することもあります。

また、糖尿病が起これば、食事療法や血糖値を下げる薬を併用するなど、状況に応じて対症療法を行いながら治療を続けます。

自己判断で薬を止めると再燃の可能性があり、危険です。

副作用に早く対処できるようにするためにも、自分が服用している薬がどのような副作用を起こす可能性があるか、きちんと知っておいてください。

そして、副作用と思われる病状がおきたら、すぐに担当医に相談することが重要です。


ステロイド薬の副作用が強い場合は免疫抑制薬を併用してステロイド薬の量をへすこともあります。

また、ステロイド薬の効果が不十分な場合にも免疫抑制薬を併用します。

ただし、免疫抑制薬は免疫の働きを強く抑えるために、長期間使うと感染症を起こしやすくなるという欠点もあります。

ステロイド薬は寛解に入っても維持量を使いつづけます。

でも、免疫抑制薬は寛解に入って病状が落ち着けば服用を止められることも少なくありません。

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